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ヒラノ教授の論文必勝法 教科書が教えてくれない裏事情 (中公新書ラクレ) Kindle版
合格する人は、「文章術以外」のテクニックを知っている! あの人気シリーズ「ヒラノ教授」が論文作法の王道から裏技までを大公開。著者、レフェリー、編集委員、編集長という四つの立場でジャーナルと関わってきたヒラノ教授が、厳しい審査に対して反論する技術、研究資金をやり繰りする方法、ジャーナル編集の舞台裏等々を明かす。グローバル競争が激化する今こそ、A級研究者だけが知る秘密のサバイバル術を伝授しよう。
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2013/12/10
- ファイルサイズ2256 KB
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登録情報
- ASIN : B00JGOY2LY
- 出版社 : 中央公論新社 (2013/12/10)
- 発売日 : 2013/12/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 2256 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 192ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 259,729位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 400位中公新書ラクレ
- - 20,410位科学・テクノロジー (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月4日に日本でレビュー済み
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この本は、研究と論文投稿に関するバイブルである。書かれていることは、研究人生上での常識ばかりだが、非常に重要なことが書かれている。筆者の実際の経験談がリアルに紹介されていて、読者を飽きさせない。特にManagement Scienceに筆者の論文がアクセプトされる経緯はとてもリアルである。新しい分野を切り開いた筆者ならではである。私は、この本をこれまで6冊くらい買った。いつも携帯して、ボロボロになるまで、新しいものを3回くらい買って読んだし、同僚にも2冊くらいプレゼントした。わかっていることが書かれているにすぎないが、時として本書を読みかえすととても勇気づけられるのだ。おかげでたくさんの論文を有力ジャーナルに発表することが出来ている。多くの研究者にお勧めする。
2023年5月18日に日本でレビュー済み
私たち、もともと学歴に恵まれている立場の者には実感がありませんが、日本では「学歴が8割」です。学閥は利益団体です。 私たちのように学歴がある者は、初めから恵まれているので、日本に住んでいると安全も当りまえのように感じ、水も深く考えずに無駄にし、国民健康保険と無料の救急車を当然と思い自ら喫煙などをし乱用する人がいること等と同様です。
2015年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の理科系研究者の置かれている Publish or Perish という文化は、間違いなく現実ではありますが、それが良いことかどうかは別の話です。何の考えもなくこれが正しい事だと後輩に教えている人は、この本を読んで考え直した方がいいでしょう。
独自の分野を切り開き、それゆえに苦労し、そして成功した著者の話は迫力に富み、そして幅広い人たちに教唆を与えてくれます。著者の経験した分野にとどまらず、様々な分野での個別の事情についても明るいというのが魅力です。そして、アイデアを盗まれる、悪質なレフェリーにリジェクトされた上に論文をコピーされるという法外な事例から、課題を奪われてしまうというような、奪われた方が悪いと思われるケースまで、泥臭い研究者の世界が赤裸々に描かれています。
内容は必ずしもえげつない話ばかりではなく、例えばエディターやレフェリーの立場を理解することで上手に論文をアクセプトさせていくというような、研究者の世界を上手に渡り歩いていくためのノウハウが、明るく、ユーモアに満ちた軽妙な文体で描かれています。私も、何度も爆笑させて頂きました。
多少難があるのが、現代の事情について必ずしもアップデートされていないことです。Web投稿が当たり前の今の時代は、投稿論文等の情報はしっかり残され、管理されているはずで、今のレフェリーが投稿論文を盗用するというような事は事実上できないのではないでしょうか?私自身は企業と大学との共同研究に何度か関わりましたが、大学に産学共同センターが設置されている今の時代には、本書に描かれている時代とは違った問題が発生し、それに対処するノウハウがあります。一応著者もこういった時代の変化を認識してはいるのですが、若い人に適切な助言を与えられるだけの知見をお持ちでないように思われる事が残念です。
とは言え、研究者を取り巻く世界をこれほどに描ききった本は他にないでしょう。研究者になりたい人はもちろん、研究者の世界をいうものを知りたい一般の人、研究者として生きてきたが他の人はどんな人生を送っているのか知りたいベテランの人まで、幅広い人たちにお勧めです。
研究者という職業に幻想を持っている若い人にとっては、この本は衝撃かも知れません。当たり前のことですが、独創性のない人はこの世界で生きていけません。独創性があっても、泥臭い研究者社会を泳いで行かなければなりません。今の時代は研究者が多すぎます。能の無い人も多すぎるし、能があっても過剰な競争の中で使い捨てられているのが現実です。研究だけでなく、社会で「上手くやる」能力も必要です。そういった「現実」を突きつけられるのは怖い事ですが、逃げてはいけません。
独自の分野を切り開き、それゆえに苦労し、そして成功した著者の話は迫力に富み、そして幅広い人たちに教唆を与えてくれます。著者の経験した分野にとどまらず、様々な分野での個別の事情についても明るいというのが魅力です。そして、アイデアを盗まれる、悪質なレフェリーにリジェクトされた上に論文をコピーされるという法外な事例から、課題を奪われてしまうというような、奪われた方が悪いと思われるケースまで、泥臭い研究者の世界が赤裸々に描かれています。
内容は必ずしもえげつない話ばかりではなく、例えばエディターやレフェリーの立場を理解することで上手に論文をアクセプトさせていくというような、研究者の世界を上手に渡り歩いていくためのノウハウが、明るく、ユーモアに満ちた軽妙な文体で描かれています。私も、何度も爆笑させて頂きました。
多少難があるのが、現代の事情について必ずしもアップデートされていないことです。Web投稿が当たり前の今の時代は、投稿論文等の情報はしっかり残され、管理されているはずで、今のレフェリーが投稿論文を盗用するというような事は事実上できないのではないでしょうか?私自身は企業と大学との共同研究に何度か関わりましたが、大学に産学共同センターが設置されている今の時代には、本書に描かれている時代とは違った問題が発生し、それに対処するノウハウがあります。一応著者もこういった時代の変化を認識してはいるのですが、若い人に適切な助言を与えられるだけの知見をお持ちでないように思われる事が残念です。
とは言え、研究者を取り巻く世界をこれほどに描ききった本は他にないでしょう。研究者になりたい人はもちろん、研究者の世界をいうものを知りたい一般の人、研究者として生きてきたが他の人はどんな人生を送っているのか知りたいベテランの人まで、幅広い人たちにお勧めです。
研究者という職業に幻想を持っている若い人にとっては、この本は衝撃かも知れません。当たり前のことですが、独創性のない人はこの世界で生きていけません。独創性があっても、泥臭い研究者社会を泳いで行かなければなりません。今の時代は研究者が多すぎます。能の無い人も多すぎるし、能があっても過剰な競争の中で使い捨てられているのが現実です。研究だけでなく、社会で「上手くやる」能力も必要です。そういった「現実」を突きつけられるのは怖い事ですが、逃げてはいけません。
2020年12月16日に日本でレビュー済み
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通常の論文作成本には書いていないような裏話や裏テクが書いてあり参考になった。即戦力の知識はなかったが知っておくと得をするかな。
2013年12月27日に日本でレビュー済み
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名著と思います。
私は50代の(かつての?)研究者です。院生のころから繰り返し先輩方々に言われてきたことがそのまま文字になっています。未だ大学教員として一定の役割を担っていられるのはそういった先輩の教えのおかげだと思っています。
論文の書き方についてのノウハウ本は多くあります。しかし、研究者としての貴重かつ基本的な態度を記した本書のようなものはかつてなかったのではないでしょうか。
すべての若き研究者、大学で勝ち残ろうと決心したすべての若者に本書を勧めます。
私は50代の(かつての?)研究者です。院生のころから繰り返し先輩方々に言われてきたことがそのまま文字になっています。未だ大学教員として一定の役割を担っていられるのはそういった先輩の教えのおかげだと思っています。
論文の書き方についてのノウハウ本は多くあります。しかし、研究者としての貴重かつ基本的な態度を記した本書のようなものはかつてなかったのではないでしょうか。
すべての若き研究者、大学で勝ち残ろうと決心したすべての若者に本書を勧めます。
2014年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は論文必勝法と題しているが,読後感からすると
論文作法に関する書物というより研究者としての業績の
積み方,キャリア形成の参考情報に関する書物として
位置づけた方が適当ではないかと感じた.
特に印象に残っているのは,分野を横断して新領域を
開拓することの有用性を説いていることである.
著者である教授は,数理計画法のバックボーンを持ちながら,
金融工学に参入することによって未開の鉱脈を
掘り当てたことによって前途が開けたことを語っていた.
他にも,これまでの著者のキャリアにおいて体当たりして
得られたキャリア形成のノウハウが述べられている.
キャリア形成に切実な悩みを有している研究者には,
参考になることが多いと思われる.
論文作法に関する書物というより研究者としての業績の
積み方,キャリア形成の参考情報に関する書物として
位置づけた方が適当ではないかと感じた.
特に印象に残っているのは,分野を横断して新領域を
開拓することの有用性を説いていることである.
著者である教授は,数理計画法のバックボーンを持ちながら,
金融工学に参入することによって未開の鉱脈を
掘り当てたことによって前途が開けたことを語っていた.
他にも,これまでの著者のキャリアにおいて体当たりして
得られたキャリア形成のノウハウが述べられている.
キャリア形成に切実な悩みを有している研究者には,
参考になることが多いと思われる.
2014年6月13日に日本でレビュー済み
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先にある書評のとおり、先輩研究者から良く聞く話をまとめてあるが、普段感じていることが多いだけに頭にすっと入ってくる。当方、実験系だけに少し事情は異なるが、論文量産体制の部分については身につまされる話が多かった。また、著者は謙遜で48歳からの反抗とあるが、実際には十分に優秀な方だと思う。しかし、レベルは違えど、D級以下の田舎教員でも頑張れば、B級程度にはなれるのではないかと、勇気をもらった。
これから研究者を目指す学生には、もっとシビアな業界の実情が足りないと思うが、身を持って知っている80年代生まれの若手教員には、程よく甘口で楽しく読める良本である。
これから研究者を目指す学生には、もっとシビアな業界の実情が足りないと思うが、身を持って知っている80年代生まれの若手教員には、程よく甘口で楽しく読める良本である。
2016年3月21日に日本でレビュー済み
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筆者の言うC級研究者のワタクシとしましても、大変楽しく読ませていただきました。レビューには「名著」、「裏事情」、「研究者必読」などの文字が並んでいますが、この本が教えてくれる”研究業界”の態の大部分は、一時でも真剣に研究を生業とした人にとっては早かれ遅かれ知ることになる知識です。一方、研究を生業とする人間としての心の持ち方については、おおいに同感できる内容で、理系研究者に広くお勧めできます。特にお勧めする読者層としては、スランプ中の理系研究者および、自分の人生を嗤う目的で読むC級研究者でしょうか。
この本でも”草野球ジャーナル”について触れていますが、この本が出版された2013年からの更に数年で世の中は変化し、ピアレビューを謳い比較的高額な掲載料を要求する偽オンラインジャーナルが雨後の筍のように出てきています。いやはや。
この本でも”草野球ジャーナル”について触れていますが、この本が出版された2013年からの更に数年で世の中は変化し、ピアレビューを謳い比較的高額な掲載料を要求する偽オンラインジャーナルが雨後の筍のように出てきています。いやはや。